卵殻膜に含まれるアミノ酸の種類とシスチンの美肌効果

卵殻膜には、様々な美容成分が含まれていることが分かっています。

その中で、「アミノ酸」は必須アミノ酸と非必須アミノ酸の2種類が含まれており、さらに分類すると約20種類ものアミノ酸が含まれています。卵殻膜に含まれるアミノ酸は、人間の皮膚やその他の部位に存在するアミノ酸組成とかなり近い構成になっているので、人間の体にスムーズに入り込んで効果を発揮することができます。

では実際に、卵殻膜に含まれる「アミノ酸」について、具体的な効果や種類などをご紹介したいと思います。

卵殻膜に含まれるアミノ酸の種類

必須アミノ酸

  • リジン
  • ヒスチジン
  • トリプトファン
  • アラニン
  • バリン
  • メチオニン
  • イソロイシン
  • ロイシン
  • スレオニン
  • グルタミン
  • アスパラギン

非必須アミノ酸

  • グリシン
  • プロリン
  • シスチン
  • アルギニン
  • アスパラギン酸
  • セリン
  • グルタミン酸
  • チロシン
  • フェルニルアラニン

これらアミノ酸の中でも、含有量が多いのが「シスチン」「プロリン」「グリシン」「スレオニン」「ロイシン」「グルタミン酸」などになります。

卵殻膜のシスチンが美肌を生み出すカギ

卵殻膜に含まれるアミノ酸の中でも「シスチン」の量は、かなり豊富です。卵殻膜の中でも15%以上はシスチンで占められていますので、その含有量の豊富さは数字からも分かります。

ちなみにシスチンは卵殻膜100g中13g程度含まれているのですが、その他にシスチンが含まれると言われている「粉末状小麦たんぱく」の中には100g中2g程度で、3gを超えている食品はほとんどありません。卵殻膜がトップだと考えていいでしょう。

シスチンというのは、体の中に入ると「L-システイン」という形に変化します。このL-システインという言葉を聞いたことがある人も多いかと思います。

ビタミンCと一緒にメラニンの形成を抑える作用があり、「しみ・そばかす」の予防に効果的だということが分かっています。

さらに抗酸化ミネラルのセレンと一緒に、紫外線から皮膚を守って鵜油外金属を体外に排出する作用もあります。

それから皮膚と髪の毛の構成材料にもなっているので、皮膚の再生をサポートしてくれる作用があります。吹き出物・ニキビ・疥癬(かいせん)などを予防することができます。そして爪や皮膚を健康的な状態にキープする作用もあり、育毛の効果も期待できると言われていますので、トータル的に美を実現することができます。

L-システインの中には「硫黄」が含まれているので、代謝されるときに硫酸ができます。そこで水銀・鉛などの人体に有害だとされる金属や、有害ではなくても要らない金属を体外へ排出することができますので、健康をキープする作用も期待できます。

このように、卵殻膜に含まれるアミノ酸の含有量はかなり豊富であり、その中でも美肌や健康に効果的な「シスチン」の含有量が、ほかの食品を圧倒しているということが分かりました。シスチンの量に、卵殻膜の効果のカギが隠されていたのです。